2022年 07月 23日
家族でコロナを患う |
「父ちゃん、喉乾いた」
7月16日、起き抜けに娘がそう言うのでコップにお茶を入れるとものすごい勢いで飲み干した。「いい飲みっぷりやねー」と呑気に話していたが、娘の体がほかほかしている。というかかなり熱い。検温すると38.5度。コロナの文字が頭をよぎる。土曜日だったから保育園はもともと休みだけど病院へは連れて行かねばならない。僕は仕事を休めないので(急な休みは"悪の所業"とみなす旧時代の職場)ツマに任せて出勤した。
娘はPCR検査の結果、コロナ陽性とツマから連絡があった。熱は朝より上がって39.3度、喉も真っ赤だったらしい。我が家で誰かが感染した場合、家庭内隔離は不可能だから全員感染するということなのだ。幼児のいる家庭での自宅療養及び隔離とはつまりそういうことだ。
案の定、18日にツマが陽性に。熱もぐんぐん上がって38度台後半まで上がった。娘はあっさり熱が上がって風船遊びを要求したりする。僕は何も症状がない。
7月19日。ツマは変わらず高熱にうなされていて、関節や腰に痛みが出始めた。そして娘は熱がぶり返した。この状況で僕が感染しないわけがないが、この時点でも体調は安定していた。ついでに言うと(ついでではないが)ツマは妊娠していて産休に入ったばかりだった。来月には次女が生まれてくる予定。そんなときにコロナ感染。バッドタイミングこの上ないが、感染病はどうしようもない。
7月20日。起きると喉に違和感があった。痛みというより違和感。イガイガゴロゴロという感じ。検温すると37.1度。さていよいよ来たな。すぐにかかりつけの病院へPCR検査を受けに行く。当然、陽性だった。
ツマも娘も高熱が出ていたから覚悟していたけれど、幸い僕は微熱程度までしか出ていない。これを書いているのは検査から4日目。これから悪化することは考えにくいらしい。らしい、ので安心はしていない。ツマは妊娠しているし、2年前に肺炎を患っているから免疫力も低下しているだろうから回復までいちばん時間がかかりそうだ。
7月23日。ツマも娘も僕も熱はない。全員食欲もある。症状としてはツマは咳と倦怠感。娘はコロナが原因かどうかわからないけれど、口の周りの肌荒れがひどい。もともとアレルギー体質なのもあるだろう。薬は処方してもらったからひとまず経過を見るしかない。僕はときどき頭痛に見舞われるけれど、これも大したことはない。
もう今に始まったことじゃないけど、改めて思ったのは家庭内感染はどうしても防げない。前述したように幼児のいる家庭は特に。解熱剤確保と水分補給はやっぱり大事。のど飴も絶対。あとアイスノンとか冷えピタとかも。でも冷えピタは消耗品だしゴミが増える一方だから僕的にはあまりオススメじゃない。スーパーやコーナンとかで展開している熱中症対策のグッズは使えるものが多いんじゃないだろうか。保冷剤を入れて首に巻くタオルとか。僕たちは重症化せずに済みそうだから大した対策法は書けないけれど、少しでも参考になればと思う。そうそう、ティッシュはあっという間になくなる。当たり前か。
普段よりも体調がおかしいなと感じたら無理に仕事に行ったり保育園や学校に行かせたりせず、無理してでも休んだほうがいいと思う。「無理をする」のベクトルを変える、みたいな。あ、こういう場合って「あくまでも個人の見解です」と付け加えたほうがいいのかな?
僕たちの7月はこうやって終わっていく。そして8月に家族が増える。隔離期間中は退屈な日が続くけれど、3人編成の我が家は来月までだし貴重といえば貴重だ。10年後くらいに家族4人で振り返ったら少しドラマチックなのかもしれないね。
「君が生まれる直前、父ちゃん母ちゃん姉ちゃんは...」
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by goodtimemusic
| 2022-07-23 15:48